王 貞治(おう さだはる、1940年5月20日 - )
再現年度:1973年
出身地:東京
選手歴
早稲田実業学校高等部
読売ジャイアンツ (1959 - 1980)
「充実1973年夏“逆転パワー”爆発、王貞治の三冠王」
説明不要!
▶アーチスト
パワナンバー 11700 90768 98658
▶パワーヒッター(アーチスト無し)
パワナンバー11600 50748 98670
パワプロ12決定版のデフォ(守備力と捕球のみ強化)
パワナンバー
▶アーチスト有 11800 60768 98644
▶アーチスト無 11200 40768 98651
【査定】
1973年王貞治の総合成績(ランナー別成績、カウント別成績、殊勲打等)
1973年 本塁打全記録
データ集計参考収集物
- 定本ビッグワン王貞治 全打席記録編
定本ビッグワン王貞治 全打席記録編という本は現在絶版になっており、日本で3000部限定発行されている超レアなデータ収集物です。今の時点では古本屋のネットに6冊しか出回っていません。
1959~1980年の全打席(ボールカウント、投球内容(ファウル、見逃し、空振り)、走者(塁)等)が見れます!
- ON記録の世界
「ON記録の世界 全打席完全データ」(宇佐美徹也編著 ) - 酒場のギター弾き 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記
長嶋17年、王22年の全打席完全データを柱に、試合の様々な状況での記録が詰まっている収集本です。
これらの本を利用して、死ぬほど頑張って自分で全部集計が終わりました(-_-;)
パワー
この年の平均飛距離104.9m、当時の球場の広さ、飛ばないボール、試合数、特殊能力補充などを考慮して55本打った年よりパワーはやや厳しめ。
チャンスA
得点圏打率.475
80打数 38安打 11本塁打
満塁男
満塁打率.375
8打数 3安打 1本塁打
対左投手D
対右投手打率.353
329打数 116安打 41本塁打
対左投手打率.364
99打数 36安打 10本塁打
送球D
8失策/0送球エラー
通算 36悪送球
70年以降、通年平均的に2~3悪送球なのでDで良いかと判断しました。
守備成績
130試合
1247守備機会
1145刺殺
94補殺
8失策(4ゴロ、送球0、1フライ、3捕球)
123併殺
守備率 0.994
簡易RF 9.59
プルヒッター
王シフトが作られるほどの超プルヒッターなのに、収録されているOBには付いてないのは...。
初球〇
初球打率.331
121打数 40安打 16本塁打
粘り打ち
2スト時打率.314
169打数 53安打 13本塁打
リーグ最多三振は一度もない。この年は41三振、連続三冠王の翌年も44。
慎重打法 選球眼
王の場合、それは2ストライクをとられてから。その前に、本塁打を打てそうな球と、本塁打を打ちにくそうな球を選別する作業がある。王の各打席を、丹念にながめてみると、見逃しのストライクが結構多くあることに気がつく。
ここで王が捨てているのは本塁打の打ちにくそうなストライク。2ストライクをとられるまではこの姿勢で選球するわけだ。そんなわけで2ストライクまで持ち込むケースが多い。
カット打ち
ファウル数273
P/PA3.97 2221被投球数÷560打席=3.97
1973年 投球内容(全被投球数、空振り、見逃し、ファウル数など)
心技体充実の全盛期昭和43~48年は、打率.500、本塁打7本(4.6打数に1本)四球も多く出塁率は.636ということで、こうした粘りっこにかなりの自信を持っていたことがわかる。
逆境〇
ビハインド時打率.340
50打数 17安打 5本塁打
決勝打
決勝打15本
固め打ち
猛打賞11回
マルチ弾
マルチ本塁打7回
高速チャージ
ON記録の世界の記述によると、
「走者一塁で打者が送る場面になると、投球と同時に思い切りよくダッシュ、目の前に転がされたバントの球を間髪入れず二塁送球、ボールを拾うタイミングと送球の速さが流れるようで、しばしば一塁走者を二封してバントを失敗に終わらせ、大向こうの拍手を浴びた」
王貞治氏いわく、「バント守備はベロビーチ*1でみっちり叩き込まれた産物だけど、一番大事なのは思いきり。打球が当たるので・・・などと思って中途半端に突っ込んでいっても成功しません」と。
調子安定
🌟余談🌟
昔はパワプロ12決定版に2種類収録されていたのは王貞治、長嶋茂雄のみ。
王のキャリアハイは55本塁打の1964年ではなく、三冠王の1973~1974年。せめてプロスピ2022みたいに1994イチロー、1973王貞治、1958or1968,71長嶋も収録されてほしかった。
*1:アメリカ合衆国南部のフロリダ州フロリダ半島東部大西洋沿岸のインディアンリバー郡にある都市